【20-20-20】子どもの目を守るためのルール

先日、愛知県も独自の緊急事態宣言を発令しました。

それにより学校も5月上旬までお休みになり、室内で過ごす時間が長くなりました。

お子様たち、スマホやタブレットをずーっと見てませんかー?

私も小さな子を持つ親として、親御さんを非難できません。

だって、静かにしていてくれるんだもん!笑

でも、目が悪くなるんじゃ?と心配してしまいますよねー。

今日は「目の調節機能」がバグらない為にチョットしたコツをご案内します。

アメリカ検眼協会が提唱した20-20-20ルール

ボストンにあるノースイースタン大学の健康科学学部(Bouve College of Health Sciences)で人間工学と安全性を研究しているJack Dennerlein教授は、疲れ目を起こさないための20-20-20ルールを応用した方法を勧めています。本来このルールは目に対するもので、20分ごとに20フィート(約6m)先にある、(コンピューター以外の)ものを20秒間見る、というものです。Dennerlein教授は、この目のルールは身体の動きにも応用できると指摘します。20分ごとに20フィートの距離を20秒間以上歩きましょう。同僚の席に立ち寄ってみたり、コーヒーを注ぎにいったり、ゆっくりと歩いてみたりしてください。とにかく、ただ座り続けていてはいけません。

※歩きましょうと書いてあるのは、これが座りっぱなしで仕事をする方に向けられた記事だからです。

近くをずーっと見ているとピントを調節する機能がおかしくなってきます。毛様体筋という目の筋肉が緊張しっぱなし。だから、その緊張をほぐしてあげましょうってこと。

子どものころ「遠くの緑を見なさい」って言われたことありませんか?

そのころから「20-20-20ルール」と言う考え方が存在したわけではありませんが、先人たちは、その行為が目にとって良いものだと分かっていたのかもしれませんね。

新婚旅行で行ったマチュピチュ

魔法の言葉は【20分スマホを見たら6メートル先を20秒見る!】

メガネでもちょっと手助けを

そもそも眼が悪い(屈折異常がある)とピント調節が困難な場合があります。

特に「乱視」はピント調節の邪魔をしてきます。人間は左右の眼を別々に調節することが出来ません。

ですから、まずは見え方を整えてあげることが必要です。

キチンとしたメガネを掛けたうえで「20-20-20ルール」を実践しましょう。