強度近視さんのメガネ選び

メガネの選び方

【強度近視】

-6D(-7とか-8D説もありますが)を超えてくると「強度近視」に分類されます。

強度の近視の場合は屈折性ではなく軸性がほとんどになります。

軸性の近視とは眼球の長さが伸びることで引き起こります。

眼軸(眼球の長さ)が1ミリ伸びると、ざっくり3D変化しますので-6Dの方は普通の人より2ミリくらい眼が大きく(長く)なります。

そんな強度近視さんがメガネを作ると、

“レンズがぶ厚くなる” “重くなる” “フェイスラインが凹む” “目が小さく見える” “なんか思ってたんと違う”

などなど特有の悩みがあります。

そんな強度近視さんにメガネを選ぶ時のポイントは?

レンズの横幅が小さいタイプを選ぶ

どんな場合でもコレが一番影響を与えます。

ほとんどの眼鏡には↓のようなものが書かれています。「ボクシングシステム」と言ってメガネのサイズを表記したもの。世界共通です。

BCPC HPより

左から A:レンズ幅 B:ブリッジ幅 最後の140がテンプルの長さ となっています。

なので強度近視さんは「Aの数字」がなるべく小さいフレームを選ぶと綺麗に仕上がります。

例えば↓の画像

【条件:S-7.50D PD63 1.60の外面非球面レンズ】

PD(瞳孔間距離)は自分に合わせて63ミリに設定。女性はもっと狭い方が多いです。PDが狭くなれば度数が同じでもレンズの厚みは増えていきます。

正面から見たフェイスラインの凹み具合は全く違うのが分かります。

斜めから比較した場合、フェイスラインの凹み具合はそれ程大きく差は感じません。

しかし、いわゆるビン底みたいな渦は確実に少なくなっているのが分かります。

【レンズのみで比較】

真ん中についた印が「光学中心」なのでメガネを掛けた時の瞳孔中心になります。

光学中心から離れれば離れるほどレンズが厚くなります。(近視の場合)

【上から】

【横から】

断然小さいほうが薄く綺麗に仕上がります。

小さい眼鏡を勧めるもう一つのポイント

目の錯覚を利用できる。

ウィキペディアより

こちらはエビングハウス錯視とデルブーフ錯視といわれるもの。

真ん中の丸は「同じ大きさ」なのに小さい円に囲まれた丸の方が「大きく」見えます。

この錯覚を利用することで、大きい眼鏡を掛けるより「小さい眼鏡を掛けた方が目が大きく見えちゃう」ってことです。

その他のポイント

【世界最薄1.76レンズにする】

プラスチックレンズで世界最薄なのが東海光学の屈折率1.76。

薄ければ薄いほど見た目的には綺麗になります。

滲みが出やすくなるというデメリットもあります。

【両面非球面にする】

既に外面非球面は一般的ですが、専門店では「内面非球面」や「両面非球面」といった設計のレンズがあります。

東海光学HPより

右側が両面非球面レンズ。

確かに減ってはいるものの微妙と言われれば微妙です。

デメリットとしては価格が高くなるってとこですかね。

【丁間距離を狭くする】

強度近視の場合、目とレンズの距離が「離れれば離れるほど」目が小さく見えます。逆にケントデリカットは遠視なので目が大きくなってましたね(古いか!)

丁間距離(目とレンズの距離)を狭くするメリットは他にも「距離感がつかみ易くなる」「歪みを感じにくくなる」といったことが挙げられます。

デメリットとしては「度数が強く作用する」「まつ毛がつくことがある」などですね。

【メイク1.5倍】

いつもより「1.5倍」盛ってメイクすることで、メガネを掛けても目の大きさを維持することができます。ま、女性限定のテクニックですが!

長々と書いてしまいました。

絶対的な近視の度数を減らすことは出来ませんが、工夫次第で綺麗に仕上げることが可能です。

強度近視さんは店員さんにアドバイスをもらいながらメガネを選ぶと失敗する可能性が低くなると思いますよ♪

それでは!