オークリーパッド樹脂盛り加工

むかーしむかーし、オークリーはモトクロスのグリップを作っていました。

汗をかいても滑りにくい樹脂が評判で、現在も世界中で愛されています。

しかし樹脂の部分も流石に劣化するのですが、問題なのは廃盤になりパーツ供給が受けられない場合。

そりゃメーカーもずっとパーツを持っておくのは大変ダヨネ!

(でも、出来るだけ互換性のあるパーツを新作にも使えばいいのにね!とも思ったり。。。)

今回ご紹介するのはオークリーの名作「ストレートジャケット」

鼻パッド(ノーズピース)と耳の部分(イヤーソック)にオークリー独自の樹脂(アンオブタニウム)が使用されています。

修理して戻ってきたストレートジャケット
修理前:左のノースピースの樹脂も取れ掛かってしまっている。
向かって左が樹脂の完全に取れた状態。
パッドの高さ(厚さ)が全く違いますね。

農家の方で仕事中ずっと使用している。

パッドの樹脂が取れたのでどうにかならないか?とご相談。

オークリーのパーツを確認するも販売しているのは「USフィット」のみ。

USでは厳しいということで、福井県鯖江市のコスモ工芸様の樹脂盛りで依頼することにしました。

残っていた台座をそのまま利用し、その上からシリコン樹脂盛り加工

オークリーの樹脂とは見た目が違います

ぶっちゃけ私も実物を見たのは初めて。

見た目も良いし、グリップ力がとても良い!

高さが戻りました!

前から見ても良い感じ♪

また一つ専門店として選択肢を増やせたゾ!

ちなみに、樹脂の盛る高さで納期と金額が変わります。

福井県までの送料や振込手数料なども掛かるため、当然オークリーの純正よりは高くなります。

しかし、気に入ったモデルが復活するのはうれしいですね!

ありがとう!コスモ工芸様!

今回は4,000円+税でした!

※当店の場合 ※多少変動する場合アリ