強度近視さんのメガネ選び

以前、コンタクト上で掛けるデスクワーク用の眼鏡をお作り頂いたO様。

今回はコンタクトを外した時に掛ける遠近両用を購入して頂きました。

度数はコチラ

眼鏡に詳しい方なら分かると思いますが強度近視ですね。

85°方向に乱視があるため、レンズの厚みやフェイスラインの凹みに影響する度数としては「-9.25D」

でもって「PD61」。決して狭いわけではないですが強度近視の数字を目の前にした時は、「もう少しPDあってくれ~」と思ったりもします。

フレームはコチラ

で、おススメしたフレームがコチラ。

フランスのブランド「VolteFaceのKLEA」というモデル。

45サイズとレンズの横幅が小さめ。

ん~なかなかの厚み!
FPDとPDがかなり近い数字!

加工機を前に「我ながら良いフレーム選択だったな~」と自己満足。

レンズカーブとフレームカーブを揃えて~

ヤゲン(レンズの山)の位置を確認。

溝を確認。

フレームに掘られた溝を確認して、ヤゲンをどこまで下げられるか(厚みをどれだけ前に出せるか)考えます。

前から~

出来ました!前に厚み出てません!

横から!

横から見ても良い感じ!

上から!

完璧!めっちゃキレイに出来ました~

フレームを一緒に選ぶとき、お客様の度数から「出来上がりを想像」します。

それが、実際に作った時に

お客様に掛けて頂いたときに

バチッと想像通りだと気持ちいい!

どんなに薄型のレンズにしても強度近視の絶対的な厚みは減らすことが出来ません。しかしフレーム選びで強度近視特有の悩みを少しでも解消することは可能です。

強度近視の方はメガネに対して悩みが尽きないと思いますが、一つでもその悩みを軽減できるように一緒に悩みたいですね!

以前、強度近視の選び方について書いた記事はコチラ

それでは~