【SpecEspace】ES-8201
こんにちは。
今日は雨でまったりムードなので、加工機の水替えをしたりネットでニュースを見たり。
最近よくネットニュースで目にするようになった「株」や「バブル」「投資」の文字。
テレビでも仮想通貨や証券会社のCMが目に付くようになりました。
先日の休憩中。
若い男性たちが「ソフトバンクの株は上がらないからつまらない!」「株はやっぱり夢見なきゃ!」と話していました。
若いうちから資産運用だなんて偉いな~と思う反面、バブル崩壊前の靴磨きの少年の話を思い出してしまいました。アツクナリスギナイヨウニネ
【スペックエスパス】ES-8201の紹介
懐かしい。
現在、流行から定番となったクラシックテイスト。
ラウンド、ボストン、ウェリントンにクラウンパント。
そう言えばクラシックなフレームが流行る前はスクエアシェイプだったなと思い出させてくれます。
とにかく「智~合口」にかけて非常に滑らかに仕上げられています。
厚さ8mmのセルロイド生地をヤスリを使い手作業で表面の柔らかな曲面を削り出していることを想像すると素晴らしい逸品だなと感じました。
鼻パッドが同色の生地で作られているのもポイントです。
クリアのパッドが使われることが多いですが同色の生地を使うことでフレームとパッドに一体感が出ます。
クリアのパッドを否定しているわけではありません。
なぜクリアのパッドにしたのか
なぜ同色のパッドにしたのか
そこに作り手の拘りが感じられれば、どちらでも良いと思います。
鯖江メガネファクトリーのWebSiteに西野正美さんの記事がありました。
よろしければご覧ください⇒ゲンバシュギ
現在スクエア型のメガネはトレンドではないかもしれませんが、今でも根強い人気があります。
そもそもメガネは「流行っているか」より「似合っているか」の方が大事だと思います。
ちなみにセルロイドという素材。
「素材の硬さ、ツヤの出方などから、磨きはアセテートフレームの3倍の時間を要します」とメーカーのHPに書かれていますが
私の経験上セルロイドという素材は
素材自体は硬いが、表面は柔らかい。
またバフ掛け中に静電気を帯びやすい。
という特徴があります。
【バフ掛ける⇒静電気で粉が付く⇒拭き取る⇒表面に非常に細かい傷がつく⇒バフ掛ける】のループが出来上がるのでアセテート材より3倍も時間が掛かるんですね。
苦労を知っているからこそ、このツヤ感や滑らかさは凄いな~と。
流行り廃り関係なく、シンプルに“良いものは良い”
ぜひ手に取ってご覧ください。
それでは~